2012年2月16日木曜日

男に抱かれたかったはずが女を抱いてしまった話

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:40:40.01 ID:4P7CG0GP0

ずっと好きだったんだぜ?




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:41:18.47 ID:4P7CG0GP0

細かいこと書くと長くなるから端折っていっきに投下する
ラジオ聞いてたら涙出てきた



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:42:14.47 ID:4P7CG0GP0

まずスペック
1 25♀ スタイル顔面共に普通
ミエ子 23♀ スタイル良、顔は優香に似てる 取引先の広告代理店勤め 
山下 25♂ 1の同僚、転属してきたばっか



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:42:36.14 ID:dZmQL8AU0

相変わらず綺麗だな



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:42:41.76 ID:4P7CG0GP0

ミエ子は週2回ぐらいうちの部署にくる
自然と仲良くなって、昼飯一緒に食べたり、夜飲みにいったりするような仲になった
常に女の子らしくて可愛い
男相手じゃないんだからそんなにぶりっこしなくていいんだぜ?肘ついたり足崩したりしたほうがラクなんだぜ?



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:42:44.07 ID:psYSTFtD0

ハイスペックだな



おっぱいうp



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:43:20.28 ID:4P7CG0GP0

去年の異動で山下が私の部署にくる
ひとめぼれに近かったと思う
話したり目を合わせているときね
世界は素晴らしいwwwww頑張ってるといいことあるなwwwwwと思ってた
ぎゅっと胸を掴まれて、きゅんとして、嬉しくて嬉しくて、本当に叫びたい気分だった
絶対ゲットしてやる!じゃなく、この人の一挙一動を見ていたいというストーカー的な気分になった



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:43:49.53 ID:4P7CG0GP0

山下は同い年だったし、うちの部署では一番下っ端の私になんでも聞いてきた
私はまだ責任のある仕事がもらえないぶん全体を把握できていたし、上司たちも1に聞けって言うし
忙しくて説明するのが面倒くさいだけなんだろうけどね
○○が必要な時は○○へ行け、行き詰ったら○○さんに相談、○○からの電話をとったら○○はいないと言え、とかね
フォトショの使い方とか、イベント毎に違う備品の管理とか
仕事あがったら週一ペースで飲みに行くようになった
私のトキメキはとどまることを知らずどんどん好きになっていった
笑った顔が本当に好き、声も好き、もう全部好きハァハァ



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:44:18.02 ID:4P7CG0GP0

残念ながら、飲み屋での会話もほぼ仕事の内容
「1がいて助かる」とは言ってくれたけど、恋愛的な好意は少しも感じなかった
「昨日久々に風俗行ったwwwww最高だったwwwww」とか話してくるorz



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:44:45.12 ID:4P7CG0GP0

髪型を変えたり、ネイルしたり、スカート穿くようになった
地元のビッチにも相談した
「好き好きアピールとヤレそうな女アピールが大事」と言われた
それは違うと思った
ビッチ曰く、男なんか好き好きアピールしてくる奴を好きになるもんだし、ガードが堅い女よりヤレそうな女のほうが好きに決まってるんだと
わからなくはないが、山下を好きな気持ちが乙女すぎて無理だった



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:45:48.82 ID:4P7CG0GP0

山下がうちの部署来て3か月が経ったころ
「ミエ子ちゃんと仲良いけど、飲みに行ったりもしてるの?」
「ミエ子ちゃんて彼氏いるの?」
「ミエ子ちゃんてどこに住んでるの?」
どうみても失恋フラグです本当にあり(ry



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:46:55.08 ID:4P7CG0GP0

心折れたが、ミエ子の情報を集めるためでも山下に必要とされていることが嬉しかった
ミエ子は良い子だから悪口なんかなくてさ
こういうとこ可愛いんだよ、とか、今度飲みでも誘っちゃえよ、とか
そんなことしか言えず、山下は山下でどんどん盛り上がってた
飲みに行っても終始笑顔でノリ良く話していたけど、山下がトイレ行ってる間に泣きながら山下と間接キスした
グラスにちゅっちゅした
上着くんかくんかした
テラキモスwwwwwwwwwwwww



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:46:04.92 ID:4ueB4Hc80

MとかYにしてくれたら変な先入観持たずに読めたのに
「みえこ」も「山下」も完全NGの実物が身近に居るからアウト過ぎた
残念だ



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:47:28.41 ID:4P7CG0GP0

>>17
スマソ

これで山下とミエ子がくっつけばただの失恋話で終わるが
この後大変なことになる

ミエ子のスペック2な
処女、男と付き合ったことさえない
普段はスーツでキリッとしてるが、プライベートは木村カエラみたいな感じ



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:47:58.05 ID:t1oYW9qC0

なんだミタさんか



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:48:38.99 ID:4P7CG0GP0

昼、ミエ子からメール
「1さん、今夜飲みに行きませんか」
山下の喜ぶ顔が見たくて、山下に「おまえも誘ってあげようか?」と言う
山下ノリノリ、私もノリノリ「山下も誘っていい?」とミエ子にメール
返信「誰ですか?」私「最近うちの部署にきた大沢たかおからオーラなくしたような奴だよ、私の隣のデスクにいるじゃん」
ミエ子「ああ!1さんは山下さんがいたほうが楽しいですか?」
楽しくねえよ悲しいよ
「まあ、人数多いほうが楽しいんじゃん?」返信「わかりました」
山下歓喜、私涙目



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:49:04.33 ID:psYSTFtD0

おっぱい期待して最後まで聞いといてやるよ



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:49:14.21 ID:4P7CG0GP0

私、山下、ミエ子で飲み会スタート
ミエ子は男苦手だって言ってたから、ひたすら話す私
山下、ミエ子ガン見

ミエ子「お二人は仲いいんですね」
山下「1はノリも合うし、いい奴だよ」
私「ああ・・・うん・・・」
ミエ子「お似合いですね」
山下「いやーこいつと恋愛はないよ、1とはずっと友達でいたい」

オワタ\(^o^)/



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:49:45.07 ID:4P7CG0GP0

俯きながら必死で笑う私
ミエ子「でも、恋愛ってどう始まるかわからないじゃないですか」
山下「ん、まあそうだけどね」

酔ったふりしてトイレで泣いた
私を恋愛対象で見れないのなら、早くミエ子と付き合ってくれ私はラクになりたい

「また吐いちゃいそうだし風邪っぽいからタクシーで帰るすまん楽しくやってくれ」
二人の言葉も聞かず金だけ置いて店を飛び出した
泣きながら帰った



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:50:20.28 ID:4P7CG0GP0

家ついてすぐミエ子から電話、家に行っていいかとのこと
「いやもう寝るから無理、ごめん」
「私、なにか悪いこと言いましたか?」
「なにも言ってないよ。今日体調悪かったの、ごめん」
「嫌いになりましたか?」
「だから(ry」
「私、今、1さんの家に向かってるんです」
「はあ?そんなことより山下のことかまってあげてお願いお願い」
「山下さん、1さんのこと心配しないんですよ!ひどい!」
「いや別に心配するようなことじゃないし!ごめんごめんごめん」
ここで私、山下に対する罪悪感で泣く
「なんで泣いてるんですか」
「山下おいてきちゃだめだよ頼むから今からでも山下んとこ戻って。ごめん本当はどうしても見たいアニメあって先帰ったの体調はまったく問題ない全てアニメ好きな私が悪い」
「何ですか見たかったアニメって」
「あの花」
「あの花?」
「ああもうっ!ゆきあつが大変なんだよ!頼むから山下っうぇ・・・ふじこふじこ」
「着きました」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:51:13.34 ID:4P7CG0GP0

玄関前にて
ミ「本当に体調が悪いなら帰ります。でも他に理由があるなら帰れません」
1「ええー・・・なんでぇ・・・」

しばし無言

1「わかった、散らかってるけど入って」
ミ「失礼します、無理言ってごめんなさい」

私の泣きはらした顔を見て、ミエ子は黙った
なんだこいつわけわからんと思いつつ、茶を出して、散らかってた服やゴミを片付けた
山下からメールきてた
「体調気付かなくてごめん。ミエ子ちゃん帰っちゃった、でもアドレス交換できたから次頑張る。ありがとう」
これ読んでまた泣けてきた



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:51:57.62 ID:4P7CG0GP0

「あの、アニメは何時からですか」
「ごめん今日じゃない」
「どんな話ですか?」
「いや、ごめんもういいよそれは」

ミエ子が泣いた
もうわけわかんない、家入れなければよかった
とりあえずミエ子を放置して、山下にメール
「すまなかった!次は二人で飲みに行きなね!応援してるから」
むなしかった



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:52:27.10 ID:4P7CG0GP0

「ミエ子も山下も悪くないの。誤解させたらごめんね。本当に心配するようなことじゃないから」
「・・・」
「仕事のイライラ?あとなんだ、ほら、ちょっと最近プライベートでいろいろあったりもしてね、二人とぜんぜん関係ないことだけど急に思い出しちゃったりしてね」

ミエ子、潤んだ目で上目使いしてきやがった
女の私でも一瞬ドキッとした
私はミエ子の隣に座って頭を撫でた
もともと妹みたいに思ってたし、つい許したくなっちゃうような、かまいたくなっちゃうような感じだったからな
でも、泣きたいのは私なんだぜ?



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:53:00.16 ID:4P7CG0GP0

「ごめんね、でも大丈夫だから」
「1さん、山下さんのこと好きなんですよね?」
「ぅえ?」
「見ていればわかります。いつもより嬉しそうでしたから」
「好きじゃないよ、ぜんぜん。頼られてるのが嬉しいだけだよ。あんな馬鹿好きになるわけないじゃん」
「じゃあ私と山下さんだったらどっちが好きですか?」
「え?」
「え?」
「え?ミエ子?」

ミエ子に押し倒された
驚いたけど、天井見つめながら考えてるうちに、ああ確かにこの子レズっぽいと思った
ああー、なるほどねーとか思いながら天井見つめてた



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:53:23.45 ID:4P7CG0GP0

私と同時に山下も失恋したことになる
悲しいのとわけわかんないのと山下が好きなので頭ごちゃごちゃ
ノンケだったし、女を見る目が変わったわけではなかったけどミエ子が求めるなら山下の代わりに・・・とかわけわかんないこと考えてた
私に覆いかぶさったまま顔をぐしゃぐしゃにしてるミエ子の頬を撫でて起き上がった
唇をぷるぷるさせてるミエ子と向かい合って、少しだけキスした
山下になろう、そう思った
山下が好きだから山下のしたいことをして山下と同化して山下に近づこうと
ミエ子は、嬉しい、嬉しいって、しがみついてきた
私はミエ子の顔を両手でつつんで、何度もキスした
ミエ子は「んんっ・・・」と言いながら、唇を吸ってきた
私はちっとも感じなかったがミエ子は、はあはあしてた
髪の毛持ち上げて、うなじさわさわしてるとミエ子が体震わせながら喘ぐの
肌が真っ白で、薄い産毛がかわいくて、本当にミエ子は綺麗だったお



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:53:40.57 ID:4P7CG0GP0

ミエ子はブラウスのボタン外して、ブラとって、「見てください」って言う
うん、おっぱいだね、としか言いようがないんだけど
ミエ子が処女を捧げる昭和の女みたいな目で見てくるから私は優しく揉んだ
Bカップかな、でも乳首が上向いてて綺麗だった
山下さんて呼んでほしかったけどミエ子が発狂しそうだったから自己暗示で山下になった
「ミエ子、こうされるのは何回目?」
「はじめて」
「本当?」
「だって今まで相手にしてくれる女の人いなくて」
「じゃあ誰でも良かったんだ?」
「違う、私は1さんにこうされたかった」
駄目だ、なんかのスイッチ入ったwwwwwwwwwwwwwwww



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:54:04.25 ID:4P7CG0GP0

「じゃあ今日は何してもいいの?」
「うん」
「いい子だね、ミエ子は」
スカート穿かせたまま、ストッキングだけ脱がせてパンツの上から触った
これ床に染みてんじゃね?ってぐらい濡れてる
私はこんなに濡れないからビビった
ミエ子に何度もキスしながら、勇気を出してパンツの横から指を入れた
「駄目っ」
「なにが?」
「そこは駄目」
「わかった。じゃあもう触らないよ?」
ぱっと手を離して、乳首舐めながらミエ子の尻を触れるか触れないかぐらいでなぞった
ひぃひぃ言うミエ子
「我慢できなくなったら言うんだよ?」
「うぐっ」
ミエ子顔真っ赤l



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:54:23.22 ID:4P7CG0GP0

さて私はどうしたらいいのだろう
手マンなんかしたことなんかないし、知識もエロゲぐらいしかないぜ
もうここでやめておこうかと思って、ミエ子の体から手を離した
ミエ子は目をとろんとさせたまま、はぁはぁ言ってる

「もうおしまい」
ミエ子、頭を振ってイヤイヤする
「1さん、してぇ」
「駄目だよ」
「私も1さんのいろんなところ触りたい」
「え?」

それは勘弁して欲しかった



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:54:39.91 ID:OudP2Mk60

すみませんがレズ以外は帰ってもらえませんか?



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:55:08.99 ID:4P7CG0GP0

「1さんにしてもらったこと私もするから、だからやめないで」
「それは・・・」

中途半端にしてしまった私も悪いな、と思って続行することにした

「我慢できなくなったなら、ちゃんと言って」
「我慢できません」
ミエ子を寝かせて、両腕をタオルで縛った
触られないように
「はぁ・・・ん」
ミエ子は縛られて感じてるようだった
私はパンツをずらして直接さわった
濡れ過ぎててどこがどうなってるかわからん
とりあえず栗っぽいとこを超優しく触った
ミエ子はすごい大声で喘ぐ、お隣さんに聞こえたらたまらん
「ミエ子、しーっ」
「ふぁい」
とにかく汁がすごいのでタオルを敷いた
いろんなところ触ってるうちに、中指がぬるっと入ってしまった



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:55:36.01 ID:smS7SaWb0

これは百合と言うべきかレズと言うべきか



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:55:43.64 ID:4P7CG0GP0

「あっ」
「ごめん、痛い?」
「だいじょおぶ、幸せ」
「あ、うん」
「もっと奥までしてぇ」
「ああ、うん・・・」
ミエ子の表情を確認しながら、ゆっくり指を奥に入れた
ミエ子はちょっと表情歪めてたけど、それでも喘いでた
「嬉しいよぉ」
女の指だから大丈夫かなと思って、いろいろ動かしてみた
しばらくするとミエ子はもう痛がってないみたいで、んっ、って甘い声出して他
奥のほうの、ちょっとコリってしてるところを強めに押してたらじゅわーって漏らした
ああベッドが・・・私のベッドが・・・
ミエ子はもうエロゲのヒロインと変わらなかった
手首が超痛かった
親指で栗を刺激しながらコリコリ責めてたら、ミエ子の体が反ってきてもう何言ってるか聞き取れなかった
泣きたくなってきた
ひどい三角関係だなと思いつつ、ひたすらミエ子をいじってた



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:56:25.60 ID:4P7CG0GP0

「あーっ、1さぁん・・・・・・・・・・いく」
ビクンってなって、急にミエ子が静かになった
そっと指を抜いて、タオルで拭いた
ミエ子ははぁはぁしながら、体を震わせてた
私はティッシュでミエ子を拭いて、頭なでなでしながら服を着せた
「1さんはまだ気持ち良くなってないよね」
「ああ私はいいよ」
「私だけ気持ちよくなっても」
「いいの」
「じゃあ一緒に寝よ」
「えっ?」
「えっ?」
「ごめん、ちょっとまだ仕事残ってるから。寝てていいよ」
「そうだよね、いきなりおしかけちゃってごめんなさい」
「いや、いいよいいよ。もう寝なよ」
「うん。もう1回キスして」
とりあえずキスした
ミエ子はすぐ爆睡した
私は泣いた



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:56:58.95 ID:4P7CG0GP0

眠れなかったので2chして過ごした(喪女)
明け方ぐらいにミエ子は目を覚ました
「あれ?まだ起きてるの?」
「うん」
「1さん」
「ん?」
「私と付き合ってくれませんか?」
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:57:00.18 ID:PjSvoLamO

はよ



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:57:31.20 ID:Hl5/lWWZ0

なんというガチ展開




48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:57:45.41 ID:4P7CG0GP0

「ごめん」
「わかりました。でも、このままの関係でいてくれますよね?」
このままの関係ってあれか?セフレか?
「あの、無視したりとか、しないで、ください」
「それはないよ、だいじょうぶ」
「抱いてくれてありがとうございました。嬉しかった」
「男の人嫌い?」
「嫌いじゃないです。でも女の人しか」
「どうして?」
「だって男の人って乱暴だし、私の父親がひどい人だったから・・・」
「でもみんな乱暴なわけじゃないよ。私がミエ子にしたことだって、私が男の人にしてもらったことを思い出してしたんだよ。こういうふうに優しくしてくれる人だっているよ。もちろんセックスだけじゃなくてさ」
「でも」
「女の人しか駄目なら仕方ないけど、可能性を自分で閉じちゃうのは良くないと思うよ」
「1さんが好きです」
「うん、ありがとう。それはすごくうれしい」
「迷惑じゃないですか?」
「うん、うれしいよ」
「でも1さんは付き合ってくれないんですよね?」
「ごめん、好きな人いるんだ。ミエ子の知らない人だけど」
「そうなんですか」
ミエ子、山下、ごめんよ
「1さんが好きな人って、どんな人ですか」
「うーん。笑うと可愛くて、けっこう負けず嫌いで、前向きな奴」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:58:52.51 ID:4P7CG0GP0

この後、ミエ子との付き合いは今まで通り続く
私は山下が相変わらず好きで、山下も相変わらずミエ子が会社に来ると嬉しそうだった
ミエ子が山下を好きになる可能性と、山下が私を好きになる可能性、どっちが高いか考えた
両方とも低そうだけど、せめてどっちかが叶えば幸せになれる人がいるのにな、なんてさ

その後仕事が忙しくて、2か月ぶりぐらいに山下と飲みに行った
疲れてたのと酔いが回ったので、二人とも本音が多かった
「ミエ子ちゃんがさ、飲みに行ってくれないわけですよ。どうしたらいいと思いますう?」
とかなんとかね
「俺、もう脈ないんかな。彼氏いないのに飲みにすら行ってくれないなんてそういうことっすよね?」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:59:19.64 ID:4P7CG0GP0

「山下って、変態?」
「はあ?」
「性癖とか、変?」
「普通だよ」
「じゃああれ、普通以外はひいちゃうタイプ?」
「どんな!?」
「3人とか」
「いいですねえ」
「じゃあやる?」
「誰と」
「私とミエ子」
「なんでおまえとミエ子ちゃんなんだよ」
「・・・」
「馬鹿じゃねーの」
「サーセン」
山下は怒った



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 16:59:44.90 ID:N5Aa6ngo0

ふむ
俺得



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:00:03.05 ID:4P7CG0GP0

私は賭けたつもりだったんだよ
「ミエ子はレズですしかも私に惚れてます諦めてください」
なんて言えないからさ、なんかうまく行く方法ないかって考えて
酒も入ってたからこんな訳わかんないことで、もしかしたらうまくいくかも!って
馬鹿だったよ、馬鹿だった

アホな発言をしてから、私はもう山下に協力しないことにした
ミエ子を山下に誘導するの、私では難しいと思うから
嫌われたし



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:01:17.58 ID:4P7CG0GP0

その後わりとすぐに、ミエ子と山下二人で飲んだ
山下から聞いたんじゃなく、ミエ子からメールが来て知った
あんなに相談してた私に言わないなんて、やっぱ嫌われたんだなと思った
仕事の時は今まで通りだったけどさ

「山下さん、私のこと好きみたいなんです。山下さんに本当のこと言っていいですか」
ミエ子のメール見て絶句
「それは駄目だ、仕事で関わってる3人だからそれは駄目だ」
私は急いで送った
「ごめんなさい」
え?どっちのごめんなさい?それ
言っちゃったの?
それとも「そうですよね、変なこと言ってごめんなさい」的なほう?
どっち?
私は混乱した



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:02:07.14 ID:4P7CG0GP0

直後、山下から「家?今からミエ子ちゃんちこれる?」ってメールきた
嫌な予感しかしなかった
が、私はミエ子の家に向かった
山下・・・

玄関の前に山下が
「いきなり悪い」
「どうしたの」
話をまとめると
・仕事の相談があるから、とミエ子を飲みに誘う。1時間くらいなら・・・とミエ子
・仕事の話は10分で終わり、恋愛話に
・山下告白→失敗。ミエ子、好きな人とは絶対に結ばれないと泣く
・「俺が忘れされる」山下そう言うも、それは無理だと一喝される
・ミエ子が本格的に泣きやまないから話を聞くと言ってミエ子家へ
・山下最後の賭け「絶対になにもしない、落ち着くまで話聞くから」と言う(やましい気持ちは少しもなかったらしい)
・ミエ子、じゃあ1さんを呼んで、と←いまここ



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:02:42.83 ID:4P7CG0GP0

「まじか」
「悪いね、明日も仕事なのに。でも俺どうしたらいいのかわからなくてさ」
「私も悪いんだよ」
「なんでだよ」
「まあいいや、入らせてもらおう」

ピンポン押して、ミエ子に「きたよー」と告げる
ドア開く、山下と二人で中に入る
ミエ子超泣いてるどうしよう
山下は黙ってた
「ミエ子、落ち着くまで泣いていいから、落ち着いたら教えてね」
「ごべんだざぁあああいうわぁあああ」
優しくしていいのか悩んだけどあまりにも泣きやまないから、ミエ子の隣に座って肩を抱いた
すぐ泣きやんだ



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:02:52.30 ID:hWyOCgNNO

なんて言うかかわいい女ってずるいな



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:03:30.57 ID:4P7CG0GP0

>>59
ほんとずるい

「山下、ミエ子は私が好きなんだすまん。そして私は山下が好きなんだすまん」
これでいいのか?よくないだろ・・・私はそう思った

1「山下、ミエ子ね、男の人がちょっと苦手なんだって」
山「えっ」
1「仕事は平気だけど、プライベートで二人きりは」
山「そっか、強引だったね。ごめんね」
ミ「いえ、山下さんは悪くないです」
1「うん、山下は悪くないよ。でね、私としては二人を応援したいわけです」
ミ・山「えっ?」
1「ミエ子、山下は良い奴なんだよ。馬鹿だけど優しいよ。怖い人じゃない」
ミ「はい」
1「でも怖いって思っちゃうのはわかる。だから、付き合うとかそういうのは置いといて、男の人に慣れるつもりで話せばいいと思うんだ。思ってることとか、正直にね」
ミ「はい」
1「山下はいきなり襲ったりとか、傷つけたりするような男じゃないよ。普通にしてて大丈夫な男だよ」
ミ「はい」
1「それでもなにかあったら、山下以外の男でも何かあったら私に連絡すればいいよ。ぶっ殺すから」
ミ「1さぁん」
ミエ子、私に抱きつく



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:05:21.50 ID:4P7CG0GP0

1「山下、私にキスしてくれないかな?」
山「は?なんで?」
1「いいから」
山下すごい困った顔してた超泣きたかった
でも異様な雰囲気だったから、素直に従ってくれた
ちょん、って山下からキス
1「ミエ子、私とキスできる?」
ミエ子、頷く。私はミエ子にちょっと強めのキスをした
1「ははっ。3人でキスしたね。仲良しだ」
ミエ子、笑う
1「ミエ子は山下ともキスしたよ」
ミ「はい」
1「山下にぎゅーってされたら、嫌?」
ミ「たぶん大丈夫です」
1「じゃ、ぎゅーしてもらお」
山下、ミエ子をすごく優しく抱きしめた、5秒くらい
1「怖くないでしょ?」
ミ「怖くない。あったかいね」
ミエ子笑った

馬鹿みたいなほんとの話



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:05:42.64 ID:4P7CG0GP0

その日は山下と二人ですぐ帰って、それぞれの家で寝た
超泣いた、ミエ子が羨ましすぎた
でも1回だけ山下とキスできて嬉しくて、それもいい思い出のようで泣いた
たぶん山下はうちらが友達以上だって気付いてるけど、それを良いほうにとってくれてると思う
しばらく山下の献身的なアプローチが続いて、二人は二人でちゃんと会えるようになって
それから半年かかったけど、付き合うことになった
今のところ平和っぽい
山下は風俗普通に行く男だったけど、今はすごくミエ子を大事にしてる
過保護って感じではないよ、なんていうか、いいお兄ちゃんみたい
ミエ子はいろいろあって転職して、もう私の会社と取引ないから会う機会も減った
二人は、三人で飲もうって言ってくれるけど私は辛いから言い訳して行かない
今でも山下が大好き
はやく新しい好きな人欲しいお

おわり。



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:07:11.53 ID:Hl5/lWWZ0

なんというけなげな>1

一生いい友達で終わるタイプ



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:08:53.01 ID:4P7CG0GP0

>>66
可愛く振舞えない
どうしたら男に好きになってもらえるかな
男友達は多いんだけど



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:10:17.38 ID:ihCdFg6H0

>>71
ビッチに言われてんだろ
セックルしろよ売れ残りがwwwww



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:13:48.78 ID:4P7CG0GP0

>>74
ビッチは正しいの?



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:17:17.04 ID:ihCdFg6H0

>>79
ぶっちゃけ相手によるねww
いいやつなら大事にしてくれるし,ヤリチンとか志望のやつはオワタ
そこは数撃つか見極めろ,数撃つからビッチなんだけどなw



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:23:18.04 ID:4P7CG0GP0

>>86
参考になったありがとう
見極めるの難しいけど、一生こんな感じじゃ嫌だから



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:07:51.18 ID:4ueB4Hc80

? ??? つまりどういう話なんだぜ??



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:10:35.80 ID:4P7CG0GP0

>>68
ミエ子は真性レズじゃなかったんだよたぶん



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:08:03.31 ID:iDqDFve40

なんか泣きたくなった



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:12:59.12 ID:4P7CG0GP0

はあ、なんかすっきりできなかった
クソスレにお付き合いいただきありがとうございました



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:13:50.09 ID:HkG2scIH0

>どうしたら男に好きになってもらえるかな
お前はたぶん男(に限らず誰でも)に弱みを見せられないタイプ
こんな所じゃなくその辛い気持ちを話せる奴がいればお前に対する周りの見方も違うだろうね

ってもう終わりか



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:15:39.33 ID:4P7CG0GP0

>>80
弱みってどう見せるの?
山下に「おまえが好きなんだよ馬鹿野郎」って早めに言っておけばよかった?



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:15:35.88 ID:4ueB4Hc80

いやちょっと待て。 俺もすっきりしねーよ
なんだろうなあ何かがひどく間違ってるぞ、これ



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:17:02.49 ID:4P7CG0GP0

>>81
だよね
でも結果的には、友達として好きなミエ子と男として好きな山下がくっついた
それは幸せなことだよね?



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:18:16.85 ID:iDqDFve40

>>85
間違ってはいないと思うけど悔しいだろ



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:23:18.04 ID:4P7CG0GP0

>>88
悔しい
でも幸せになった人がいることは単純にいいこと
今、山下&ミエ子に「じつはずっと山下好きだった」って言うのも違うよね
いくら飲みの席とかでもさ



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:26:32.07 ID:N1V2me1Ri

>>1には幸せになってほしい

優しいだけじゃ損だぞ?





92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:27:46.45 ID:HkG2scIH0

あなたは気持ちを諦めきれてないのにいいひとになってるのが一番問題でしょ
例え成り行き上であれ二人くっ付ける事になった時点で諦めないとダメなんです

で、当然そんな簡単にいかないわけで
諦めきれないってもやもやした苦しい感情を素直に話せる相手がいれば
その相手にはもう弱みを見せてると思うよ

現にここ見てる人たちはあなたを応援したくなってると思うし



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 17:33:01.22 ID:4P7CG0GP0

ありがとう

山下に
「本当は異動のときからずっと好きだった。でも言えなかった。
二人のことを邪魔するつもりもないし、山下が私に気がないのもわかってる。
もうすっぱり諦めるし今度友達に男紹介してもらうから(これは嘘だけど)気にしないで
ミエ子幸せにしろよ。これからも仕事仲間としてよろしく」
って伝えようかと思う



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 18:12:52.79 ID:3f9AVZvW0

おもしろかった乙




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